NEW! 外国の手話にモンゴル(当事者表現)を追加しました (2025/09/25)
外国の手話
モンゴルの手話 固有名詞編
モンゴルの手話 固有名詞編は、現地在住者による「当事者表現」と
手話言語研究所 外国手話研究部による「代理表現」を分けて掲載しています。
下の「当事者表現」と「代理表現」をクリックして切り替えてください。
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| モンゴル手話の動画 | 説明 | |
|---|---|---|
| 国 | ||
| モンゴル Монгол | ユーラシア大陸の内陸国で、面積は約156万平方キロメートル(日本の約4倍)、人口は約345万人(2022年)。 | |
| 県・都市 | ||
| ウランバートル Улаанбаатар | モンゴルの首都であり最大の都市。モンゴルの人口の約半数がこの都市に集中しており、政治・経済・文化の中心地である。 | |
| エルデネト Эрдэнэт | 1975年、銅鉱山の開発を目的に建設された都市で、人口は約10万人(2021年)。 | |
| ダルハン Дархан | モンゴル北部に位置するダルハン・オール県の県都で、モンゴル第3の都市。名前の意味は「鍛冶屋」や「職人」を表し、工業都市としての性格を反映している。 | |
| カラコルム Хархорин | 13世紀にオゴデイ・ハーンが築いた都市で、モンゴル高原のオルホン川南岸に位置してる。 | |
| フブスグル県 Хөвсгөл аймаг | モンゴルの最北部に位置する自然豊かな地域で、「モンゴルのスイス」とも呼ばれている。 | |
| ドルノド県 Дорнод дүүрэг | モンゴルの最東部に広がる大草原の県で、「ドルノド」はモンゴル語で「東」を意味する。 | |
| ナライフ Налайх | 首都ウランバートルの東南東約47kmに位置する行政区のひとつで、標高は約1,459m、人口は約3.7万人ほど。 | |
| オブド Ховд | モンゴル西部に位置し、モンゴルの中でも特に多民族・多文化が共存する場所として知られている。 | |
| バガヌール Баганур | モンゴルの首都ウランバートルの東約130kmに位置する行政区のひとつで、標高は約1,349m。名前の由来は「小さな湖(Little Lake)」。 | |
| 隣国 | ||
| ロシア Орос | モンゴルから見てロシアは北に接している。 | |
| 中国 Хятад | モンゴルから見て中国は南に接している。 | |
| 名所 | ||
| チンギスハーン広場 Чингис хааны талбай | ウランバートルの中心にある「スフバートル広場」を指しており、この広場はモンゴルの政治・文化の中心である。 | |
| ガンダン寺 Гандангийн сүм | 正式名称はガンダン・テクチェンリン寺。首都ウランバートルにあるチベット仏教ゲルク派の寺院で、モンゴル仏教界の精神的な中心地とも言える場所。 | |
| ゴビ砂漠 говь цөл | モンゴル南部から中国北部にかけて広がる世界第5位の広さを誇る大砂漠で、その面積は約130万平方キロメートルにも及ぶ。 | |
| テレルジ(国立公園) тэрэлж | ウランバートルから東へ約70km、日帰りでも訪れることができる国立公園で、1994年に保護地域として指定された。 | |
| チンギスハーン騎馬立像 Чингисийн хөшөө | ウランバートルから東へ約54km、トゥール川のほとりに立つ高さ42mの騎馬像は、彼の軍事的成功と精神を象徴するもの。右手には伝説の「黄金のムチ」を握っている。 | |
| フード&飲み物 | ||
| ホーショールA Хуушуур | 伝統料理のひとつで、羊肉や牛肉を包んで揚げたミートパイのような料理で、見た目は日本の揚げ餃子にちょっと似ている。 | |
| ホーショールB Хуушуур | ||
| ボーズ Бууз | 伝統的な蒸し料理で、羊肉や牛肉を包んで蒸した餃子のような一品。見た目は小籠包に似ている。 | |
| アイラグ Айраг | モンゴルの草原で生まれた馬乳を発酵させて作る伝統的な乳酒。 | |
| スーテーツァイ Сүүтэй цай | モンゴルの草原で日々飲まれている塩入りミルクティーで、遊牧民の暮らしに欠かせない存在。 | |
| アルヒ Архи | 寒さ厳しい草原の暮らしを支える、伝統的な蒸留酒。 | |
| アーロール Арччл | ヤギや羊、牛の乳を発酵させて加熱し、凝固したカゼインを布でこして水分を抜き、天日で乾燥させて作る乾燥チーズ。 | |
| 通貨 | ||
| トゥグルグ төгрөг | モンゴルの公式通貨で、通貨コードは MNT、記号は ₮。 | |
| 動物 | ||
| 馬 морь | モンゴルの人々は馬に深い愛情を持っていて、「馬の上で生まれ、馬の上で死ぬ」と言われるほど。国章にも馬が描かれているくらい、文化の中心にいる。 | |
| 羊 хонь | モンゴルでは、羊は「商品」ではなく「命ある仲間」として扱われていて、祈りや祝福の対象にもなっている。 | |
| 山羊A ямаа | モンゴルの山羊は、極寒の冬を乗り越えるために柔らかくて暖かい毛を持っていて、それが高級素材「カシミア」になる。 | |
| 山羊B ямаа | ||
| 牛 үхэр | モンゴルの牛は、ただの家畜ではなく、草原の暮らしを支える柱のような存在。 | |
| 犬 нохой | モンゴルの犬は、オオカミやヒョウなどの野生動物から家畜を守るために飼われていて、自然と人間の間に立つ「境界の守り手」。 | |
| ラクダ тэмээ | アフリカや中東のヒトコブラクダとは違い、モンゴルのラクダはこぶが2つ。このこぶには脂肪が蓄えられていて、食糧や水が乏しい環境でも生き抜ける力がある。 | |
| 行事 | ||
| ナーダム Наадам | モンゴル語で「遊び・競技・祭り」を意味するこの行事は、毎年7月11日から13日にかけて開催される国家的イベントで、「モンゴルのオリンピック」とも呼ばれており、モンゴル相撲、競馬、弓術などが行われる。 | |
| ツァガーン・サル Цагаан сар | モンゴルの旧暦による新年の祝祭で、「白い月」という意味を持つ。冬の終わりと春の始まりを告げるこの祭りは、モンゴル文化の中でも最も重要な行事のひとつ。 | |
| 文化 | ||
| モンゴル相撲 Бөх | 土俵も時間制限もない、力と技のぶつかり合い。相手の膝や背中が地面についたら勝ち。試合前には「鷹の舞」と呼ばれる儀式的な動きで精神を整える。 | |
| ゲル монгол гэр | 草原に生きる遊牧民の暮らしを象徴する、円形の移動式住居。 | |
| 相撲 счмо Бөх | モンゴル出身の力士たちは、日本の大相撲界で大活躍している。 | |
| 人物 | ||
| チンギスハーン Чингис хаан | モンゴルの草原から世界最大級の帝国を築き上げた、まさに「風の王」とも呼ぶべき存在。 | |
| モンゴル手話の動画 | 説明 |
|---|---|
| モンゴル Mongolia | 中国とロシアに接する内陸国。首都はウランバートル。1990年に社会主義から市場経済化、民主化へと移行。 |
| ウランバートル Ulan Bator | モンゴルの首都で最大の都市。「ウランバートル」はモンゴル語で「赤い英雄」を意味する。 |
| モンゴル・アルタイ山脈の岩絵群 Petroglyphic Complexes of the Mongolian Altai | モンゴルのアルタイ山脈にある3つの岩絵遺跡群からなる世界遺産。当時の生活様式や周辺の環境を伝える岩刻画が多い。 |
| オルホン渓谷の文化的景観 Orkhon Valley Cultural Landscape | モンゴル中央を流れる一番長い川、オルホン川の両岸にある渓谷。突厥文字の石柱や遺跡などの文化的景観が評価され、世界遺産に登録された。 |
| 大山ブルカン・カルドゥンとその周辺の神聖な景観 Great Burkhan Khaldun Mountain and its urrounding sacred landscape | 神の山(丘)を意味するブルカン・カルドゥンは、モンゴル族発祥の聖地で、チンギスハーンの墓所があるとされる(世界遺産)。 |
| チンギスハーン Cinggis qagan | モンゴルの遊牧民統一し、中国や中央アジアなどを次々と征服し、史上最大規模の世界帝国を築いた人物。モンゴルでは国家創建の英雄と称えられている。 |
| 朝青龍 Dolgorsürengiin Dagvadorj | モンゴル・ウランバートル出身の元大相撲力士。モンゴル出身の最初の横綱(第68代)。 |
| ゲル ger | モンゴルの遊牧民の伝統的な円形の移動式住居(パオ)。 |
| ボーズ Buuz | 小麦粉で作った薄い皮で肉などの具材を包んで蒸したシュウマイに似た食べ物(包子)。 |
| 肉まん mantuun buuz | 小麦粉を発酵させて作った柔らかい生地に肉などの具材を包んで蒸した食べ物。 |
| ホルホグ khorkhog | 羊一頭の肉を野菜と一緒に大きな缶に入れ、石蒸し焼きにした肉料理。 |
| ウルム orom | 乳を加熱して上澄みの脂肪分をとったクロッティドクリームのような乳製品。 |

