最新の手話
パブリックコメントの募集(報告)
~2022年度 第4回 手話に関する意見の公募について~
手話言語研究所で新たに標準手話を確定しました94単語の手話について、2022年度第4回パブリックコメント募集を行い、皆さまからの意見を募集させていただきました。(募集期間: 2023年2月28日~3月9日)
多くのご意見・ご感想をお寄せいただき、本当にありがとうございました。再度検討しました結果、91語(既存手話2語を含む)を本確定することとなりましたので、ご報告いたします。
今後とも、皆さんのご意見を受けて、再度手話を研究・検討し、「新しい手話の動画サイト」で公開させていただきます。
一般財団法人日本医療教育財団発行の『医療通訳』の巻末「単語集」に掲載された医療用語(全1,239語)の中から、主に、痛みや怪我に関すること、体調などの諸症状に関する用語など(80語)を選定し、「標準手話研究部 医療チーム」で手話表現案を検討し、「標準手話研究部9班」からの意見集約を経て、2023年2月の「標準手話研究部本委員会」にて審議しました。
医療チームは京都地域でろう協会、全通研京都支部、病院等設置通訳者、聴覚障害のある医師・薬剤師、手話言語研究所研究員等で編成しています。
広く使われている手話表現を尊重しつつ、医学的な見地も参考に検討したものです。
痛みの種類、傷の種類、「かぶれ」「ただれ」などの皮膚症状等々については、基本的に左手甲を患部として表現することとしました。実際は患者の状態(患部の位置など)に合わせた表現の工夫をしてください。
研究や学習などに役立てていただきましたら幸いです。
※ 新しい手話には、「創作手話」と「保存手話」2種類があり、このうち「保存手話」について皆さまに少しでもご理解いただきたく、説明文章を掲載いたしました。是非ともご覧ください。⇒ 「保存手話」の説明へ
※「パブリックコメント募集」とは別に、2語を一斉掲載いたしましたので、是非ご覧ください。
【一斉掲載】⇒ 2語 | |
![]() |
![]() |